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コニレレ

小錦様のウクレレ

モデル: HR-EU 001

複弦LEDテナーエレレレ

完成: 2026年5月

  • マホガニー

  • メイプル(バック)

  • アルダー(トップ)

  • ローズウッド

  • レジン

  • ウレタン・トップコート

  • ラメ

  • ブラスサドル​

  • ShigezoneからのLED

真のチャンピオンのために作られたウクレレ…

皆さんはあまりご存じないかもしれませんが、私が日本にたどり着いた理由は、相撲への愛でした。2006〜07年、そして2010年に修士論文の研究をしていた頃、私は相撲界でたくさんのご縁をいただきました。素晴らしい方々――まさにスーパースターたち――が、無名の大学院生だった私のために、インタビューに応じ、貴重な時間を割き、質問に答えてくださったのです。私はそのことに、一生感謝し続けるでしょう。

2024年の春、私は自分のヒーローの一人(今では大切な兄のような存在です)である小錦さんに声をかけました。彼は、私が日本学修士を取得し、日本で暮らすきっかけを得ることができた理由の一つでもあります。ちょうどESPギタークラフト・アカデミー東京校の週末コース4年目が始まる頃でした。カリキュラム自体は3年目で修了していたため、何を製作するか自由に選ぶことができました。目標は、エレクトリック・ウクレレを作ること。

小錦さん自身、素晴らしいウクレレプレイヤーでありアーティストでもあるので、「次の学校課題を小錦さんのための作品にしてもいいですか?」と聞いてみました。私はすでに姉妹機となるエレキウクレレ「Sushi Baby」の製作を始めており、「Leo Paul」というLEDギターなど過去作品も見せることができました。

すると彼は、「力士が四股ではなく“すり足”をしているLEDウクレレがあったら面白いね」と言いました。LEDが円を描くように動けば、本当に力士たちが動いているように見えるはずだ、と。そして希望の色も教えてくれました――「太陽みたいに明るいオレンジ」。

私は当時、自分用サイズのコンサートウクレレを作っていたのですが、彼は「テナーサイズが好きだな。それと複弦がいい」と言いました。

――こうして、私の課題内容が決定したのです、皆さま!

鮮やかなオレンジ色の、複弦LEDテナー・エレクトリックウクレレ。そこに描かれるのは、稽古中の力士たちの姿。ハワイアン要素については特に指定がなかったので、そこは私の想像力に任せました。なにしろ彼は、相撲史に名を残した有名なハワイ出身力士の一人なのですから。

LED入りのギターボディは以前にも作ったことがあったので、やり方自体は分かっていました。ただ、小型化する必要があっただけです。

普通、ウクレレは4弦、ギターは6弦なので、ヘッドの製作は「ギター+2本」くらいの感覚で、そこまで大きな問題ではありませんでした。

私は以前からウッドバーニング(焼き絵)を習得したいと思っていたのですが、このプロジェクトのおかげで、ついに機材を買う理由ができました! デザインは彫刻だけでなく、力士や土俵も焼き絵で“描かれています”。これも初挑戦でした。

複弦仕様については、計算もしなければいけませんでしたし、先生方にも相談しました。

初めて木製ブリッジを作るのも楽しかったのですが……問題発生。エレクトリック楽器なら、どこかで弦をアースしなければいけないんです……なんてこった! そこで真鍮製サドルを作り、ブリッジからボディ内部へ穴を開け、ポットへ繋がるアース線を通しました。

私の作るものは、なぜか大体サンバースト仕上げになるのですが、マホガニーに鮮やかなオレンジを乗せるには、まず白い下地を吹く必要がありました。これもまた初体験。

焼き印でロゴを入れるのは上手くいきましたが、ヘッドの形が……上に星が付いているせいで、なんだかクリスマスツリーみたいなんです(あるいはイカ?)。しかも、星を彫って、塗装して、ラメを入れて、コーティングして、磨いて……いやもう、本当に大変でした。製作にこれほど時間がかかった理由のかなり大きな部分は、まさにそこです。

以前にもトップコートの下にラメを入れたことはありましたが、案の定、表面から浮き出てしまいました。そこで、特にヘッド部分にもう一層コーティングを施す必要があり、レジンを選択しました。

ただし、ウレタンなどの上からレジンを乗せる場合は、本当に慎重にならなければいけません。完全に清潔で、しっかり硬化している必要がありますし、埃を飛ばすためにエアダスターを使ってはいけません(ヘッド部分の層が丸ごと吹き飛び、何週間もの作業が文字通り風と共に消え去りました……)。しかも、磨きも手作業の方が安全です。バフマシンは速すぎることがあり、熱でレジンが再び溶けてしまって、透明にならないのです……。

テナーウクレレは弦のテンションが非常に強いので、演奏しやすくするためにサドルを可能な限り低く調整しました。これもかなり大変でした。

OH YEAH、めちゃくちゃ勉強になりました!!!

そして、完全に予想外だったのが、裏面のバッテリーボックス用カバーのサイズ変化です。湿気の多い季節になると膨張して、LEDを点けるために開けるのも大変なくらい。一方、乾燥した季節には縮みすぎて、勝手に開きそうになります。

これは正直まだ納得していません。次回作る時には必ず解決策を見つけます。そして見つけたら、「Konilele」はアップグレードされる予定です!

これは、まだ若い私のルシアー人生の中で、間違いなく最も時間のかかったプロジェクトでした。時間がかかった理由は、私がたくさん失敗したから。でも、本当にものすごい学びでした!

この作品のおかげで、私は本当の意味で「楽器製作者」になれた気がします。そして、それもまた、この素晴らしく優しい人のおかげです。

ごっつぁんです、小錦お兄ちゃん!

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